RPAセンスが抜群なお二人に教えてもらった成果を出すためのRPA活用術

2021.09.10

2021.9.28

左:インタビューイ:エフコード杉村氏、三小田氏
右:インタビュアー:デジタルワークス平松

上司の紹介で出会ったRPA、試したら便利さに気づいて早々に導入を決断

平松
平松

本日はよろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

杉村
杉村

はい、よろしくお願いします。

三小田
三小田
平松
平松

まずは貴社のビジネス/あなたのご担当領域をご紹介ください。

弊社はCX事業とDX事業の大きく2つの事業を展開しております。
CX事業では、Web接客ツールやエントリーフォーム最適化ツール等SaaSの提供、インサイドセールス支援を行っております。全体では10名ほどが所属しており、私はその事業部で、仕組み作りに携わることが多い役割で業務を担っております。

杉村
杉村
平松
平松

DX事業部では、どのようなことを展開されていますか?

DX事業部では、デジタルマーケティング支援、ハンズオン型業務支援を行っており、お客様に対して、リスティング広告の運用、レポーティングなどをご提供しております。

三小田
三小田
平松
平松

ありがとうございます。
お二人とも、幅広く業務をご担当されているのですね。

そのような業務をご担当されている中で、今回RPAを導入された経緯を教えて頂けますか?

自身が担当する業務の中で、レポート作成業務があり、様々なシステムから大量にデータを集めて集計する必要がありましたが、全て手動で対応していたため、時間が掛かるだけなくミスも多く発生していました。

そんな中で上司からデジタルワークスの平松さんをご紹介頂き、RaQuboをご提案頂き無料トライアルを試してみたところ、非常に使い勝手もよくそのまま利用させて頂くことになりました。

杉村
杉村
平松
平松

なるほど、とてもタイミングが良かったのですね。
三小田さんは如何ですか?

はい、私の部署でも自動化は積極的に取り組んでおり、媒体のAPIからスプレッドシートで情報を取得する仕組みなどは構築していましたが、APIが提供されない媒体などのレポーティングや画面キャプチャを取得する業務などは手作業で行っておりました。
時々、サービスサイドのエンジニアに自動化の仕組み構築を依頼することはあったのですが、優先度をあげてもらうための調整が難しく、思うように進めることが出来ておりませんでした。

三小田
三小田
平松
平松

やはりメインの開発にリソースが割かれてしまうので、エンジニアのリソース調整は骨が折れますよね。

そのような中で、杉村さんから使いやすいRPAがあるということで、私もトライアルをさせて頂き、自分自身でどんどん自動化の仕組みを構築出来るところが気に入り導入を決めることにしました。

三小田
三小田
平松
平松

確かにそういった状況で自力でどんどん自動化の開発が出来るのはRPAの良いところですよね。
導入までに他ツールなどと比較検討はされましたか?

SaaS型のRPAもトライアルし比較してみましたが、ファイル操作、BIツールの操作などのブラウザ外の作業がたくさんあったため、ブラウザベースだけではやりたいことができず、デスクトップ型のRaQuboが良いという結論に至りました。

杉村
杉村

私は杉村からの紹介で使ったため他のツールの比較は行っておりませんが、社内で先行して使っていたことから、色々なことを教えてもらいながら進めることが出来たので非常取り組みやすかったです。

三小田
三小田

うまくいかない時は、ピンポイントでの動作検証と違う手順を柔軟に試してみることで解消

平松
平松

社内で相談しながら進めることが出来るのは非常に良いですね。
やはり担当がお一人だけだど、心が折れてしまう場合もあるようです。
さて、導入が決まり、実際に活用を進めていく際に苦労したこともあるかと思いますが、どのようなことに困り、どのように解決されたか教えて頂けますか?

設定に慣れるまでに少し時間を要しましたが無料トライアル期間が1ヶ月あったので、その時間で十分でした。また慣れてしまえば、ノーコードプログラミングに近い感覚で設定ができるため、やりたいことがどんどん実現できるようになり面白いなと感じました。うまくいかない時は、短いシナリオを作って対象の動作にフォーカスして検証を進めて、問題を潰していきました。

杉村
杉村

操作対象の画面が独特な場合に、画像認識でクリックをさせる動作について、エラーが発生し行き詰まることがありました。
ただ、どうにも操作がうまく出来ない場合は、必要な情報をシステムから直接メールを飛ばし、受信したメールから必要な情報を取り出す方法に切り替えたり工夫をして乗り切りました。

三小田
三小田
平松
平松

確かに目的のための手順は一つに限らないですものね。
それしてもその境地に活用してすぐにたどり着くのはすごいですね。

三小田はリケジョなので、その辺りのモチベーションが高いです(笑)

杉村
杉村

レポート作成業務の工数削減とミス削減!作業ストレスも大幅に軽減

平松
平松

お二人ともRPAのセンスが抜群だと思います!
色々とシナリオを作成して頂いているようですが、具体的にはどのような業務に活用されていますでしょうか?

私の部署では、主に広告レポートの作成に活用しております。
ロウデータを取得する作業を自動化することで、毎日3時間程度の時間を削減することが出来ました。更に広告の掲載面をチェックする業務があるのですが、そのような画面キャプチャリングの作業でも活用しています。単純な工数削減だけでなく、作業漏れなどのミスの削減も非常に大きな成果と感じております。

三小田
三小田

私の部署でも月次のレポート作成業務で活用しております。
出社前に数時間かけてレポートの仕掛かりを作成しておき、最終的なまとめや体裁を整える部分は人間が実施することで、レポート作成のリードタイム短縮、且つ作業工数の削減、ミスの削減を行うことが出来ました。

杉村
杉村
平松
平松

やはりレポート作成業務に対する活用ニーズが多いのですね。
RPAだと、どんなレポート作成作業にも柔軟に活用できるので、専門ツールなどと組み合わせて使って頂くと良いと感じております。
改めて、本日は貴重なお話を伺わせて頂きましてありがとうございました。
最後にこれからRPAの検討をしている方々への一言と、御社のビジネスの展望をお聞かせ頂けると幸いです。

興味があれば、まずはトライしてみることが大事

こればっかりはやってみないことには分からない世界なので、正直、相性が合うか合わないは触ってみて判断するのが良いと思います。まずはトライアルをやってみることをオススメしたいです。感覚としては文字でプログラミングをするイメージなので敷居はそんなに高くないと思います。

三小田
三小田

引き続き当社は、クライアントのDX支援とCX改善に尽力して参ります。
具体的には、デジタルマーケティング支援や、CX改善ツールの提供、インサイドセールス支援等々多岐にわたります。
いずれの業務も多くのデータを扱うものであり、データの整理や分析等々が業務の中でも大きな比率を占めています。
RPAの力を借りられるところは最大限活用する。それによって、当社のコンサルタントならでは価値を作る時間の最大化を図りたいと思います。
また、クライアントによっては、社内に散財するデータを都度の手作業で対応されているケースも多々見受けられる。この点、デジタルワークスさんとともに、クライアントの業務効率化を図る機会も作りたいと考えております。

杉村
杉村
平松
平松

ありがとうございます。
労働集約業務を自動化していく流れを多く企業にお届けできるよう、一緒に事業が出来たら良いですね。
今後ともよろしくお願いします!

デジタルワークスブログ編集室

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