RPAの種類と特徴を解説!自社に合った型を導入しよう!

2020.11.20

2021.1.29

日本でもRPAを導入する企業が少しずつ増えていますが、実はRPAには種類があるのをご存じでしょうか。現在、RPAツールは国内だけに限定しても30種類以上もあるので、自社に合った型がどれかわからないと悩みを抱えている方も多いかもしれません。

業務の効率化を目指すなら、RPAツールの種類ごとの特徴を把握したうえで選定し、導入もスムーズにしたいところです。そこで今回は、RPAの種類や特徴などを詳しく解説します。RPAの種類を理解し、自社に合ったツールを導入しましょう。

RPAには3つの型がある

RPAで業務の効率化と生産性アップを図るには、自社に合った型のツールの導入ができるかどうかが重要なポイントとなります。RPAの種類は、業務を進めるロボットがどこをベースに稼働するかで区別でき、サーバー型・デスクトップ型・クラウド型の3つに大きく分けられます。

ロボットが動ける範囲がパソコン内のみなのか、サーバー内で働けるかでは、任せられる業務の範囲や規模が違います。どの型を選ぶかによって得意分野や導入コストにも違いが出るのです。

そのため、RPAそれぞれの型の特徴を理解して、自社に合ったRPAツールが選べるかどうかが非常に重要なのです。RPAの急速な普及により、今後はさらに新しいツールが開発されていくでしょう。こうした時代の変化に遅れることなく業務効率を向上していくには、常に新しい情報をキャッチして、自社にとって最適なRPAツールを選ぶ必要があるでしょう。

RPAのクラウド型とは

RPAのクラウド型とは、クラウド上で動くRPAのことを指しています。以下では、クラウド型の特徴を詳しく解説します。

自動的に新機能が導入される

クラウド型のRPAツールはWebサービスとして提供されるため、自動的に新機能が導入されるという特徴があります。企業側が特別な操作をしなくても、自動でソフトウェアのアップデートが可能です。RPAツールを長期的に活用することを考えると、自動更新により最新の機能が使えるという点は大きなメリットといえるでしょう。

サーバー構築の必要がない

クラウド型のRPAは、Webブラウザからの利用ができるため、新たに自社サーバーを用意する必要がなく、自社でのサーバーメンテナンスも不要です。そのため、初期費用を抑えて利用開始できるというメリットがあります。RPAツールは導入したいもののあまり高額なコストをかけられないと考えている企業も、クラウド型のRPAツールであれば比較的気軽に導入を目指せるでしょう。

セキュリティ周りには注意が必要

クラウド型のRPAの場合、業務をこなすためには、インターネットを通じて業務データをクラウド上にアップしなければなりません。そのため、どうしても情報漏洩のリスクがともない、セキュリティ面に不安が残ります。

セキュリティ対策は、基本的にはサービス提供をしている企業が行なっています。提供先によってセキュリティの質は異なるので、実際にツールを導入する前には秘匿性がどのように保たれているのか、セキュリティ面を必ず確認しておきましょう。

RPAのサーバー型とは

サーバー型のRPAは、サーバー内で作業を自動化するので、データの一括管理が可能です。大規模な業務や組織的に進めていきたい業務のある企業には、サーバー型のRPAが適しています。以下ではサーバー型RPAの特徴を解説します。

1台のPCに複数のツールを動かせる

サーバー型のRPAは、その名のとおりサーバー上で稼働をすることに加えて、1台のパソコンに複数のツールを動かすことができる特徴があります。導入するRPAツールにもよりますが、1台のパソコンに対して、100体以上ものロボットを稼働させることも可能です。

複数のロボットの一括管理、共有が実現でき、大量のデータを扱うこともできるので、いくつかの部署で情報を共有したい場合などにも役立つでしょう。また、サーバー型のRPAを導入すると、1台のパソコンで複数の作業を並行してできるだけでなく、負荷が少ないという特徴があります。

ツールの稼働状況を一括管理できる

サーバー型のRPAはサーバー上での動作ができるので、すべてのツールの一括管理が可能になります。ツールの管理を一括で行なうと、どのツールでどれくらい作業が進んでいるのか、作業が止まってはいないかなど、業務全体の進捗状況が把握しやすくなります。

部署単位ではなく会社全体に運用が行なえる

RPAを導入する際、最初は一部の業務や部署単位での稼働だったものを、ゆくゆくは範囲を広げて会社全体で広く運用を目指したいと考えている企業もあるでしょう。

サーバー型のRPAは、自社サーバーでツールを稼働させれば良いので部署をまたいでの作業も行ないやすいという特徴があります。

セキュリティ能力が高い

企業がRPAを導入する際には、性能やコスト面だけでなく、セキュリティ対策も気になるところです。サーバー型の場合は、自社サーバー上で情報を管理するので、セキュリティ能力が高いという特徴があります。

例えば、個人が作業用として使っているパソコン上でRPAを動かすよりも、サーバー上で運用したほうが、情報漏洩のリスクは軽減できるので、セキュリティ面でも安心といえるでしょう。

コストは高くなりがちなので注意

サーバー型のRPAの場合、ほかの型と比べて初期費用は高くなる傾向にあります。それは、サーバー型は、規模が大きいロボット開発に適しており、膨大なデータを扱うことができるという特徴があるからです。

サーバー型RPAの導入を検討しているなら、予算をしっかりと把握したうえで導入を目指しましょう。

RPAのデスクトップ型とは

デスクトップ型のRPAは、一つひとつのパソコン上で動くツールのことを指しています。比較的小規模な導入を目指しているのであれば、デスクトップ型も検討してみましょう。ここでは、デスクトップ型の特徴を2点紹介します。

デスクトップ上のアプリケーションの操作が得意

クラウド型のRPAの場合、社内システムなどから起動するようなアプリケーションの操作は苦手であることが多いです。その一方、デスクトップ型はこういった操作も得意です。パソコンごとの作業単位なので自由度が高く、触りやすいという特徴もあります。

自分の都合に合わせて実行可能

デスクトップ型のRPAは、一つひとつのパソコンにインストールされます。そのため、作業担当者の都合が良いときにツールを実行できるというメリットがあります。加えて、個人のパソコンで、個人単位で管理が行なえるため、大きなコストも必要なく、管理も簡単です。

このように、デスクトップ型のRPAは手軽に導入、運用ができます。そのため、他のタイプと比較してスモールスタートが可能です。

自社に合ったRPAを導入しよう

RPAには大きく分けて、クラウド型、サーバー型、デスクトップ型の3つの型があり、それぞれ特徴が異なります。業務の効率化を目指してRPAを導入しても、自社に合った型でなければ、良い効果が得られないこともあるでしょう。

RPAツール導入で最大限の成果を得るため、型ごとの特徴を把握し、一括で管理したいのか、スモールスタートで導入したいのかなど、自社の目的と合わせてRPAツールを選択してください。

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